タイルのお風呂に手すりって付けられるのかしら・・・
タイルに穴を開ける時、タイルが割れないか心配で夜も眠れません。
こんなお悩みを解消します。
と大げさに言ってますが、とても簡単です。
「ダイヤドリル」というインパクトドライバー用のドリルを使います。
こんなやつです↓
失敗談:
当初私は「タイル用のドリル」や「ハンマドリル」を使っていましたが、なかなか上手くいかなくて、タイルにヒビが入ってしまってお客さんに謝ったり、嫌な思いをしていました。他にいいやり方をずっと探していました。
「ダイヤドリル」を知ってからは、気持ちもすごく楽になりました。
今はもうタイルは怖くありません!
今思えば、なんでもっと早く気付かなかったんだろうと思いますが・・・(^^;)
一応サクッと施工手順です。↓
1.穴の位置をマーキング
2.ダイヤドリルで穴開け
ドリルの先端が滑って定まらないので、「位置決めプレート」を使います。
5mmくらい掘ると手ごたえが軽くなります。これがタイルを貫通した証拠です。
ちなみに私はいつも径6mmのドリルを使っています。
プレートは滑らないように裏に両面テープで貼っています。(表から養生テープで貼り付けてもOKです。)
※ここでもう一つ別のやり方をご紹介!
ダイヤドリルに変えてコンクリートドリルでも簡単にタイルに穴を開けられます。
こっちは位置決めプレートを使わずにできます。
ドリルの刃先が滑らないように、ポンチをハンマーで軽く叩いてタイルに少し傷をつけてやると作業しやすいです。
タイルを貫通したら以下の手順は共通です。
写真のように穴の距離が近くても丁寧にやれば穴あけできます。
これはトイレの壁に穴あけした例です。
3.タイルを貫通したところです
タイルを貫通すると手ごたえが軽くなるので目安にしてください。
ここまでくれば一安心です。
4.ハンマドリルで掘り進める
ビスの長さ以上深く掘ります。
まだタイルが割れる可能性がありますので、優しく丁寧に掘り進めます。
写真ではわかりにくいですが、目標の深さをドリルの刃にマジックでマーキングしています。
ドリル径は6mmです。
5.アンカープラグを打ち込む
ドリル同径の6mmです。
6.シーリング
私は防カビ剤入りを使っています。
色は穴の位置が透けて確認できるようにクリアーがいいと思います。
7.ブラケットをビスで固定
補足:
タイルを割らないように目地を狙って穴開けしたくなりますが、目地の奥はスカスカの空洞になっていることがたまにありますので、注意してください。
まとめ
ダイヤドリルを使えばタイルは怖くないです!
はりきって施工に望みましょう!
きっとお客様の生活が楽になるはずですから。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
↓↓↓この記事の工事にはこんな道具たちを使っています