こんにちは、手すり職人の はっしーです!
手すりを付けさせていただくにあたって、一番気にしていることは、何といっても「手すりの高さ」です。
せっかく付けるのだから使う方に「ちょうどいい高さ」「つかまりやすい高さ」でなければ意味がないです。
調べてみると、見るものによって様々なので混乱しますが、標準的な高さは棒の上端で750mm~800mmのようです。
とはいえ、ご利用者さまの身長や姿勢、性別や健康状態によって、ご希望の手すり高さは本当に様々で、「標準の高さでいいだろう」などと決して思わない方がいいと私は実務で感じています。
過去の事例で、お客さまのご希望高さが、平らな廊下で650mmということがありました。腰がだいぶ曲がった方でした。
標準的な高さよりだいぶ低いです。(本当にいいのかと悩みます・・・)
こんなときは、よーく話を聞いて、こちらからも高さの提案をしました。
それでも650mmでといわれたので、その高さで付けました。お客さまが使いやすい高さでないと意味がないので。
私はいつも最後に「使ってみてもし具合が悪いようならまたおっしゃってくださいね」と言って帰ります。
手すりの付け直しはアフターサービス扱いで無料で対応します。
ですが付け直しを頼まれたことは、過去に1件だけです。
付ける前に、しっかり確認しているので、納得していただいているのだと感じています。
実際にはご本人さまが入院中で、直接お話しを伺えないこともよくあります。
そんな時はケアマネージャーさんに、ご本人さまの身体の状態を聞くとか、ご家族に聞くとか、とにかく情報を集めて判断しますが、情報が少なくて判断が苦しいこともよくあります。
そんなとき私は、手すり高さを「棒の上端で800mm」で付けさせていただいています。
これは経験上一番多い取付け高さです。
あとは、ご本人さまがお使いの「杖」があれば、その高さに合わせることもあります。
考えすぎでしょうか?(^^;) みなさんはどう思われますか?
手すりの高さについて調べていたらこんなサイトがありましたので、よろしければ参考にしてみてはいかがでしょうか。
↓↓↓
出典:HQLデータベースサイト 高齢者対応基盤整備データベース
ちょうどいい手すりの高さhttps://www.hql.jp/database/cat/senior/funcdb2000/%E8%A8%88%E6%B8%AC%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%A9%E8%89%AF%E3%81%84%E6%89%8B%E3%81%99%E3%82%8A%E3%81%AE%E9%AB%98%E3%81%95
最後までご覧いただき、ありがとうございました。